2018年8月11日
横浜のLIVE BAR ”Abeem”さんにて、
「ライブリンク東北2018」
が開催されました!
先日書いたブログ↓
’’ライブリンク東北2018’’
にも記載しましたが、
「ライブリンク東北」というイベントは、
全国各地から東北に想いを寄せるメッセージを…
今こそ必要なのです!というメッセージを東北から全国へ…
このような趣旨のもと、
昨年2017年8月11日にスタートしたイベントです。
ライブリンク東北2017は
全国11会場で同日同時刻に
ライブやラジオを通してリンクしました。
↓ライブリンク2017の映像はこちら↓
そして2018年。
私達が今まで通っていた仮設住宅は昨年から今年にかけてほとんどが無くなりました。
昨年とは状況も変わってきた為、
今年は全国一斉リンクという形でライブリンクを行うことは難しいと考えておりましたが、
いつも東北の活動を応援してくださる
横浜蒔田のお店「Abeem」マスター カズさんの
「東北への想いやライブリンク東北を風化させたくない」という強い想いがあり
’’ライブリンク東北2018 in Abeem’’を開催してくださいました。
2018年8月11日14:43にライブスタート。
Abeemマスターカズさんの想いに賛同してくださる
沢山のアーティストの方が出演してくださいました。
*写真は井戸さんと村井さんのお写真をお借りしています*
ライブリンク東北2018 参加出演者
稲葉ナオキ
えくれ庵
DIA
Ash
日高
川名
ジャニー
ライブの合間や最後にお時間を頂き、
2012年より東北の活動を続けている北上音楽祭 代表の井戸雀琇さんから
お話をさせて頂いたり、
仕事の関係でエンディングのみの参加となってしまった私からも
東北のことを少しお話させて頂きました。
そしてマスターカズさんより、
北上音楽祭の活動へ「15500円」
ソーセージの東北活動へ「11292円」
を受け取りました。
また病気療養中のソーセージ黄色担当セイジくんへ
「15500円」の寄付も頂きました。
ソーセージ東北活動への寄付と
セイジくんへの寄付は
私が代理で受け取らせて頂きましたので、
ソーセージとセイジくんに責任を持ってお渡しします。
Abeemマスターカズさんはじめ、
いつも気にかけてくださる大木さん、
そして出演者の皆様、
Abeemの皆様、
本当に本当にありがとうございました。
最後に、
Abeemに来れなかった皆様にも届きますようにとの願いを込めて。
ライブリンク東北2018で私がお話した内容を書きたいと思います。
2011年3月11日の東日本大震災から7年が経ちました。
皆様は今、
仮設住宅で暮らす東北の方がどれぐらいいると思いますか?
調べたところ、
岩手・宮城・福島の3県のみでも
仮設住宅に暮らす方々は未だ1万3584人。
民間の賃貸住宅や公営住宅に仮で暮らす’’みなし仮設‘’‘も合わせると
なんと2万9639人。
2018年現在で
未だ3万人近くの方が仮設住宅での生活を余儀なくされていらっしゃいます。
そして
地震と津波の被害だけではなく原発の被害も受けた福島県。
2017年4月に避難指示の一斉解除が出てから約1年が経ちましたが、
帰宅困難区域となっている7市町村で
6万4000人が避難したままの状態だそうです。
昨年のライブリンク東北以降、
この一年で私は5回東北各地へ行ってきました。
2017年12月には皆様からのお気持ちをプレゼントに替えて、
東方各地へお届けしてきました。
2018年3月11日には
慰霊碑の除幕式典に参列させて頂いたり、
現地で黙祷をしてきました。
震災以降よりお付き合いを続けさせて頂いている、
あっきーとわたるくんに
高校卒業祝いアルバムを渡しにも行きました。
2018年4月には新しい集会所の落成式司会も務めさせて頂きましたし、
〜落成式司会のブログはこちらから〜
石巻で行った音楽イベントの撮影とMCに駆けつけました。
2018年7月には
気仙沼九条小学校で行われた夏祭りの司会をさせて頂いたり
海の市で行われている夏のスマイルフェスティバルに参加させて頂いたり、
津波で流されたお店を再建されたすがとよ酒店さんにも行かせて頂きました。
東北各地を巡る中で
「新しい家が完成して、家族みんなでまた暮らせるようになったよ。」
という嬉しいお言葉も聞きましたし、
「家が無いから仮設住宅から仮設住宅へ引っ越さなければならない。」
という辛いお言葉も聞きました。
公営住宅に入居できたけれど、
今まで仮設住宅で仲良くなった方々とバラバラになって孤独になった。
コミュニティが無くて、普段は誰ともお話することがない。
というお年寄りの声も伺いました。
前進していることもありますが、
新しい問題が出てきているもの事実です。
私はこれからも東北へ行き続けます。
ライブリンク東北2018に関わってくださった皆様や
現地に行けなくても東北の事を想っている皆様に
東北の現状を伝え続けたいですし、
東北の方々にも
今も東北の皆様の事を考えている沢山の方が居ますよ
という事を届けたいと思っています。
そしてもちろん、
「今こそコミュニティを再構築する為に皆様の力が必要なのです!」
「集まるキッカケとしてこれからも東北に来てほしい!」
という言葉にも、
できる限り答え続けていきたいと思っています。
各地で起こっている地震や災害。
東北の方から教えられた言葉は2つ。
「自分の身は自分で守る」
「生きていれば必ずまた会える」
何処に住んでいても災害と隣り合わせの生活です。
いつ何が起こっても
最終的に自分の命を救えるのは自分。
この2つの言葉と共に
防災意識も伝え続けていきたいと思います。
コメント