はじまりはここから〜2014年9月の東北

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はじまりはここから。

 

ブログを始めるまでは主な発信ツールに

Facebookを使用していました。

 

そんなFacebookは、

良くも悪くも

時間と投稿数と共に記事が流れていくのですよね。

 

過去の記事を簡単に探し出せて、

SNSをやっていない方の目にも止まりやすいもの・・・

 

そう考えついた先がブログでした。

 

映像と連動させて上手に使えるようになりたい!

そんな気持ちで続けています。

 

そして今日、

ブログに載せる言葉達は

2014年9月に私がFacebookに書いたものです。

 

2014年9月、

私ははじめて震災後の東北を訪れました。

その時の気持ちを書いたもの。

どう書いていいのかわからなくて。

時に涙しながら書いていたことを

昨日の事のように思い出します。

 

「発信する」

ということと真剣に向き合い始めたのはこの時から。

 

「映像撮影と編集」

をはじめたのもこの数ヶ月後。

 

「影響力がある人間になりたい」

と思い始めたキッカケも全てここから。

 

そんな私の原点とも言える数日間を書いたこの記事を

敢えて原文のまま

全く訂正もせずに載せます。

 

とってもとっても長いですが、

どうか皆様

休み休みでも良いので

見ていただけましたら幸いですm(_)m



 

 

☆どうか沢山の人が読んで下さいますように。願いを込めて・・・・・☆

 

 

『2014年9月19日~22日*東北レポート』

 

今日から少しずつ書いていこうと思います。

 

本当はもっと早く投稿したかったのですが、

東北から帰って来てから気持ちが落ち着かなくて(^^;;

 

どうまとめたら良いのか悩んで

”あっというま”に数日が経ってしまいました。

東北ではあんなに毎日が長かったのに….(笑)

 

皆さんに知って欲しい事がたくさんあります。

 

この場では文章でお伝えしますが、

今回撮影させて頂いた映像や詳細は、

違う形で必ず皆様にお届けします。

 

一人でも多くの人の目に留まり、

少しでも繋がっていきますように。。。

 

 

 第1話「きっかけ」

 

「復興地に音楽を届けたい」

<北上音楽祭>は

そんな熱い思いを持ったミュージシャン達が立ち上げたイベントです。 

2012年4月から石巻市を始め仙台市、気仙沼市、陸前高田市等で支援ライブを行い沢山の方と交流を深めています。

 

私が北上音楽祭の皆さんと実際にお会いしたのは、

今年2014年9月6日。

 

小田原のLIVEハウスJakaJakaでのことでした。

 

北上音楽祭の方々の歌声や音楽を聞いて。

更にインタビューさせてもらったことをキッカケに、より深い東北のお話や想いを聴いて。

衝撃を受けました。

 

「北上音楽祭のLIVE・歌を聴いている東北の人たちの顔をその場で見たい。

東北の現状を実際に自分の目で見て、話して、聞かなければ。」

 その気持ちだけでいてもたっても居られず。

北上音楽祭の皆様と行動を共にさせて頂いて、

気仙沼、石巻、南相馬に行って参りました。

 

今回、私がご一緒した北上音楽祭のメンバーを紹介しますね。

 

 

「井戸雀琇さん」

井戸さんは北上音楽祭の代表を務めていらっしゃいます。

震災直後にボランティアで東北入りをした後、何か出来る事はないかと考えて北上音楽祭を立ち上げたのだそうです。

 小田原ではじめてお会いした時、そして今回も、東北への想いを色々お話してくださいました。そして当時の写真も見せて下さいました。

メンバーの体調等もしっかり考えてくださり、皆を支えてくれる、とっても優しくて想いが強い方。

今後も沢山お話を聞かせて頂きたいです。

また今回UPする写真の中にも、井戸さんが撮影された写真を多数使用させて頂いています。

北上音楽祭HP


 

「ソーセージ」改め「ソウセイジ」の、壮さんと晴志さん。

赤の「壮さん」と、黄色の「晴志さん」で、「そうせいじ」。

小田原で初めてお二人の歌、MCを聞いた時、鳥肌が立ちました。

それ位、心の底から想いを唄っていて。愛・メッセージが込められていて。

真っすぐ伝わってきて。。。

周りの人を笑顔にする力もピカイチ!

なんと365日中、年間250本!全国各地を巡りLIVEをしながら東北の現状を伝えていらっしゃるとのこと。

天才ギタリストの壮さん。

幅広い才能を持っていらっしゃる晴志さん。

小田原でインタビューをさせて頂いた時も、

別のお仕事でご一緒させて頂いた時も、

いつも笑わせてくれて。楽しませてくれる。

そして沢山の事を学ばせてくださいます!

 <エンターテイナー>という言葉は、

まさに壮さんと晴志さんの為にあるのではないかと私は確信しています。(どうですか?)

オフィシャルサイト

 

 

 

「児玉 国弘さん」通称こだまっちさん。

こだまっちさんの歌声とピアノのメロディはとっても心に響くものがあります。

東北を想って書かれた詩、現地で聞くと更に響き、涙が出ました。

歌っている時以外はとっても面白い方。

沢山笑わせて頂きました。

40歳を迎えるまで歌以外のお仕事でご活躍されてきたそうですが、様々な事がきっかけで20代の頃思い描いていたシンガーソングライターという夢を実現させ、現在に至るのだそうです。

熱い想いを持っていらっしゃるこだまっちさんのキャッチフレーズは「あなたのハート泥棒」。

ぴったりですね!

オフィシャルサイト

 

 

 

 

「さとうみかほさん」。

東北で初めてお会いしたみかほさん。

笑顔が素敵で、ギターの音色に乗るとっても美しい歌声が印象的です。

みかほさんの歌を聞いていると、自分自身の心も澄んでいく・・・・。

そんな不思議な感覚でした。

そして自然派にとってもこだわっていらっしゃり、普段使うものは身体に良いもの、自然なものばかりとのこと。

追分温泉に入りながら色々と教えて頂きました!

とっても興味があるので、また是非いろんな事を教えて頂きたいです。

オフィシャルサイト

 

 

 

「マニョさん」。

マニョさんも今回初めて東北でお会いしました。

実はスタジオミュージシャンになるのが夢だったという話を聞き、誰もが驚いていましたね。

ピアノもとっても上手くて、歌声も透き通っていて。

聞いていてあったかい気持ちになりました。

そして今回のメンバーの中で年が一番近くて。一つ違い。

気仙沼で温泉に浸かりながら話していると、なんと住んでいる場所も、駅一つとなりという事が発覚。

凄い親近感で、とってもお話しやすかったです!

関東でもご近所さんという事で、美味しいお店開発しましょうね♪

オフィシャルサイト

 

 

 

「アイモータル」のセオンさんとヒロさん。

セオンさんとヒロさんも今回初めてお会いしました。

気仙沼で夜に合流し、翌日、石巻にっこりサンセットLIVEに出演してすぐに帰宅。

ハードスケジュールの中でのLIVE、想い、素晴らしかったです!

とても力強くて元気付けられる曲、歌、にっこり団地に響いていました。

気仙沼の夜に少ししかお話が出来なかったので、次回お会いした際にはもっと沢山お話がしたいです!

またお会い出来る日を楽しみにしています。

 

 

 

「木村真紀さん」。

真紀さんも今回はじめて東北でお会いしました。

お会いする前からお話を伺っていたので、お会いするのが楽しみでもありました。

ピアノの音色と美しい歌声、何より、聞いている人の気持ちに寄り添うような優しい想いが沢山溢れていました。

真紀さんの歌声を聴いて、なんだか気持ちが落ち着きました。

穏やかな歌・曲から、アップテンポな曲まで、全て素晴らしかったです。

そして、私も真紀さんのような女性なりたい!!と憧れる程、

とっても可愛くて素敵な女性。

お話をしているだけで癒されました。

真紀さん目指します!

オフィシャルサイト

 

 

「ぱんちょマンさん」。

今回お会いした北上音楽祭メンバーの中では、一番はじめにお会いしたのがぱんちょマンさんでしたね。

はじめてお会いした時はあまりお話が出来なかったにも関わらず、小田原ですぐに名前を言って下さったこと嬉しかったです。

神奈川県と東北地方を拠点として活動をされており、とっても熱い方。優しい方。

ぱんちょマンさんの歌を聞いて、元気を貰いました。

そして私の中でぱんちょマンさんと言えば、ソフトクリーム。

次回お会いする際には、一緒にソフトクリームを食べる事が目標です♪

オフィシャルサイト

 

 

 

皆さん本当に優しくて、

はじめて東北を訪れた私に色々教えて下さいました。

 

そんな素敵なメンバーと、旅をしたのです・・・

 

 

第2話「9月19日*宮城県気仙沼市」

 

既にツアーをしていた北上音楽祭のメンバーと合流をしたのは

宮城県気仙沼市…

 

震災から3年半経った気仙沼に辿り着いて。

まず目に飛び込んで来たのは、盛り土で嵩上げをしている景色。

ところどころにまだ海水が残っている状態。

 

津波の波がここまで来たということがわかる看板を横目に丘に登り、

ソーセージの晴志さんからお話を聞きながら辺りを見渡しました…

 

この時の気持ちは

「何も知らない自分が情けない」の一言。

 

場所が数メートル違うだけで、

無事だったお家と跡形も無く流されたお家。

少し前まで共徳丸(陸地に乗り上げた漁船・ニュースで見た方も多いはず)があった場所。

 

そして、

今は砂利道のみが残っている線路跡を歩いて、

震災当日大勢の人が逃げたという高台、トンネルへ。

3月11日、そのトンネルを出た人々が見た景色は想像を絶するものだったと思うだけで、いたたまれない気持ちになりました。

 

《仮設商店街  復興マートでのLIVE》

10月5日にオープン予定の仮設商店街。

旧仮設商店街からの移店中という中でのLIVEでした。

 

北上音楽祭のメンバーは、今まで何度もこの地に訪れています。

だからこそ解決していない現状、

少しづつ変わる景色、

それをずっとずっと見て来ていて。

歌う詩、

奏でる音には、

沢山の想いが込められているはず。

想いが詰まった歌をこの地で聴き、

涙が止まりませんでした。

 

商店街の方々も店先に出て来て笑顔で音楽を聞いていたり、

たまたま東北に旅をしに来た関西のご夫婦、

仮設を巡っていらっしゃる方も足をとめて、

耳を傾けていらっしゃいました。

 

大型漁船の共徳丸が撤去される前は

見学に訪れる沢山の人が居て商店街も賑わっていたとのこと。

共徳丸が撤去されてお客さんが減ったこと。

撤去しなければ良かったのかというと、

共徳丸を見て震災当時を思い出し辛くなってしまう人も居る。

この地に暮らす方々の葛藤や行き場の無い気持ちも聞く事が出来ました。

 

 

その後、

津波の爪痕がまだ残る海沿いの家を見学。

相当な豪邸だったであろう広い土地に残された、玄関部分とガレージ。

 

どんなに立派な家でも、

どんなに偉い人が住んでいようとも、

自然を前にしたら人間は無力なんだと思い知らされる光景でもありました。

 

 

そして復興マートでうどん屋さんを営んでいる塩田さんが作られたシェアハウスに宿泊。

シェアハウスのドアや壁にも津波の爪痕が。

 

壁にはシェアハウスに訪れた沢山の方々からのメッセージ。

北上音楽祭のメンバーが以前訪れた際に書いたメッセージもありました。

 

塩田さんからは、津波から必死に逃げたお話。

商店街や土地を復興するために、一人で9つの免許を取得して自身で工事をしたお話。

移店したばかりの仮設商店街も2年で出なければならないという今後の不安や課題・・・。

沢山のお話を聞く事が出来、自分でやらなければという想いや強さ、そして優しさに感動しました。

 

 

。。現状を伝えるということは、良い事も伝えていくということ。。

今回出会えた気仙沼の素晴らしさも伝えたいので、ここで一つ宣伝を☆

 

気仙沼復興マート

「お食事処塩田」さんのハーモニカ定食!

 

これは本当に絶品(>_<)

メカジキのヒレの希少な部分を煮付けたもの。

コラーゲンたっぷりでトロトロの食感。

見た目のボリュームは凄いけれど、とろけるからペロっと食べれちゃいます、。

一度は食べなきゃ絶対損!!

そして気仙沼と言えば海が近い!

やっぱり海の幸はとっても美味しいのです♪

油の乗った肉厚なサンマ、新鮮な鰹をお刺身となめろうで頂くという贅沢。

 

おやっさん達のパワーやおかみさんの優しい笑顔、

そして美味しいお料理とも出会う事が出来ました!!

また絶対行きますので、覚えていてくださいね。

次回も必ず

「ハーモニカ定食」♪

 

 




 

第3話「9月20日*宮城県石巻市」

 

気仙沼のシェアハウスで記念撮影と共に塩田さんに挨拶をして、

いざ石巻へ出発。

 

石巻へ向かう道中にも、

津波や地震があったということを痛感させられる景色がありました。

 

3年半が過ぎ、

建て直されている所や片付けられている所もあるとのことですが、

今だにそのままの建物もありました。

 

LIVEが行われるにっこり団地へ向かう前に《大川小学校》へ。

ここは北上川河口から約4キロの川沿いに位置する小学校。

津波の被害で全校生徒の7割が行方不明、亡くなってしまったという小学校です。

この大川小学校もニュースで知っている方が多いのではないでしょうか?

 

校舎の壁や思い出、全てを奪って行ってしまった津波。

3年半経った今では、

草が生え、コスモスが咲いていたけれど、

それでも当時を思い出させる光景。

そして慰霊碑には、

幼い子どもからお年寄りまで、

沢山の方のお名前と年齢が書かれていました。

河口から4キロ離れたこの場所に津波が来る。

想像していた人は居なかった事でしょう。

 

普段の生活が、

命が、

一瞬で奪われる。

どれだけ恐かったことか。

「何を伝えたいですか?今、何を願いますか?」

どんなに悔やんでも悲しんでも亡くなった人は戻ってこないけれど、

この地で眠っている大勢の方々が今望む事は何だろうと、

涙が止まらない中で、

ずっとずっと考えていました。

 

 

そして、

北上音楽祭の名前の由来にもなった北上中学校の近くにある《にっこりサンパーク》にてサンセットLIVE。

 

こちらでは地元のミュージシャンの齋藤さん、渋谷さんも出演され、

見ているお客様達からは曲のリクエストと共にアンコールの声。

 

お客様皆が笑顔で、一緒に歌って。

北上音楽祭を楽しみにしているという子どもたちの声も聞くことができました。
「ソーセージとお友達なんだ!」
「みかほちゃんとお風呂に入った事あるんだ!」
「木登り教えてあげるね!」
「この虫見てみて!」
「また来てね!音楽好き!」
という子ども達の声は本当に純粋で、素直で。

北上音楽祭が与える力、笑顔、間近で見る事が出来ました。

 

そんな中、

私が公園で遊ぶ子ども達に「いつもここの公園で遊んでいるの?」と聞いた時

「ここしか遊ぶ所ないもん。」という何気ない言葉が帰ってきました。

子どもの純粋な言葉だからこそ、胸に刺さりました。

皆さんは、遊びたい盛りの子どもの言葉だと信じられますか?

 

 

LIVEの後は、渋谷さんが設計されたという《追分温泉》へ。

震災当時、

追分温泉の方達は避難所へおにぎり等を提供されていたのだそうです。

木のぬくもりたっぷりの建物。

温泉。

癒されました(*^^*)

 

そして。

夜は星空の下でバーベキュー☆

大槻さんの新居に招いて頂きました!

津波で一度失った家の再建。

お家の完成祝いという事でソーセージのお二人に「虹」を歌ってほしいとリクエストされた大槻さん。

満点の星空の下で、

畑で採れた新鮮野菜を焼いて食べた事、

皆で大合唱したこと、

リスタートの瞬間に立ち合えた事、

とても貴重な体験でした。

 

家が完成した事は、

震災前の生活に一つ戻ったということ。

「震災で無くしたものも多いけれど、震災が無かったら出会えなかった人も居た、それを大切にしていかなきゃと思う。」

というお話もしてくださり、

“大槻さんがソウセイジのお二人に虹をリクエストした理由” がわかった気がしました。

大槻さんの息子さんのアッキーの夢も聞けて嬉しかったな。

 

支援団体の代表をされている阿部さんからも、

様々なお話を聞く事が出来ました。

一歩を踏み出す人や仮設を出て行く人も居るけれど、

踏み出せない人や心のケアがまだまだ必要な人たちも沢山いるということ。

仮設住宅が抱える課題の数々。

そして私が昼間、

大川小学校で何度も問いかけていた

「亡くなった方々が今願う事は何ですか?」

という疑問の答えは、

阿部さんの

「災害が起きた時、一番に考えて欲しいのは自分の命が助かる事。その時離ればなれになっても、生きていれば必ず会える。」

という言葉にあるのではないかと思いました。

 

その後深夜まで、

渋谷さんにもお話を伺ったり、

代表の井戸さんには初めて東北入りした時の写真も見せて頂きました。

 

この夜の出来事、

私は生涯忘れないと思います。

貴重な瞬間、

あの場所で皆で歌った事。

様々なお話を聞けた事。

気持ち。

私もまた皆様との出会いに感謝した瞬間でもありました。

これからもつなげていきたい…

 

********

震災後の石巻の様子が描かれている「3.11」

 北上音楽祭の名付け親でもある、当時校長先生を務めていらっしゃった畠山先生監修の漫画があります。
北上音楽祭、追分温泉や大川小学校の事も描かれています。
私は石巻の道の駅で購入しました。
こちらも是非、皆様に読んで頂きたい作品です。

********

 

 

 第4話「9月21日*福島県南相馬市」

 

サンセットLIVEの翌朝、

少し早起きをして仮設住宅や周りの公園を一人散歩中、

住んでいらっしゃる方々に声をかけて頂きました。

「おはようございます。昨日は素敵なLIVEでしたね。」

「皆さんが来ると元気が出ます。」

晴れた空の下で聞いたこの言葉、

思わず笑顔になりました。

 

にっこり仮設住宅の前で現地の皆様とお話・記念撮影をした後、南相馬へ向けて出発。

 

途中立ち寄った道の駅には、

津波の面影残る看板と車が展示されていました。

 

売店で第3話で紹介をした「3.11」の漫画を購入した後、

ふと甘い物が食べたくて・・・・・。

辺りを見渡すと「しじみアイス」の看板。

普通の牛乳ジェラートとしばし迷いましたが、

私のモットーでもある「何事にもチャレンジ!色んな所へ行って、沢山のものを見る、様々な体験をする。」という精神がやっぱり勝ち(笑)。

しじみアイスを購入。


「感想」

ポタージュのような味。

時々、細かく刻んだしじみの柔らかい食感。

可も無く、不可も無く?

飲んだ次の日には良いかもしれませんね。

 

 

そして再度出発。

住宅、田園風景を横目に進んで行くと、

福島に入った辺りから景色?空気が変わってきたことに気が付きました。

他と変わらず空は青、山は緑、

だけど色を感じない。

なんて言えば表現できるのかな。

息をしていない、命を感じられない。

悲しんでいる。怒っている。

そんな空気・景色。

私はそう感じました。

 

東日本大震災と言っても、

津波で被害を受けた地域、

地震で被害を受けた地域、

そして原発で被害を受けた地域。

それぞれの状況がまったく違うという事を痛感する一日。

 

 

南相馬、高見町仮設住宅に到着。

仮設住宅の中央にある集会所でのLIVE。

南相馬でも、北上音楽祭を待ち望んでいた大人・お年寄り・子どもたちの姿がありました。

 

目を瞑って音楽に耳を傾けている人、

音楽に合わせて身体を動かしている人、

笑顔で一緒に歌う人。

「この日を楽しみにしていた」という気持ちが伝わってきました。

 

そして「北上音楽祭」は、使わなくなった楽器を集め・直して、子供達に届けるという活動もしています。

以前ギターを貰った子ども達がLIVEの後に嬉しそうにギターを持って来て、

壮さんにギターを教えてもらっている姿。

晴志さん真紀さんも加わり、皆でセッションしている姿。

とっても印象的でした。

 

その後、

南相馬の皆さんとお話をしたり、

子ども達と思いっきり遊んだり。(かくれんぼを本気でして、翌日気が付いたらあざだらけだったのも良い思い出です。笑)

 

コミュニケーションをとる中で、

大人の方にも子ども達にも想いを聞く事が出来ました。

将来の夢はミュージシャンという子に「ギターいつも練習しているの?」と問いかけた時の「仮設だから練習できない。」の一言。

「友達と会いたい、家に帰りたい。」「原発なんていらない。」という言葉に込められた想い。

「国の対応に対する怒り。」「現状をもっともっと伝えて欲しいんです。皆さんに伝えてください!」という言葉。

胸が締め付けられました。

 

仮設に住む方から受け取った<南相馬市の広報>には、

各地区の放射線モニタリング結果や水道水のモニタリング結果が載っています。

 

目に見えないものに対する恐怖。

家があるのに帰れない悔しさ。

想像できますか?

 

仮設住宅に住むご家族の気持ち、

震災直後は家族と離れ離れに暮らしていたという事、

伝えたい事、

原発に対する思い。

 

こんなにも苦しんでいる人達が居るのに、

何も解決していない現状に悲しくて腹ただしくて苦しくなりました。

 

そんな中でも「また来てね。次に来た時はここを案内するよ!」と次に訪れる日を楽しみにしてくれている現地の方々、

ここでも出会えた縁に感謝しました。

 

 

翌日。

私は別の仕事の都合で北上音楽祭の皆様とは南相馬で別れ、

一足先に関東に帰ってきました。

 

そんな帰り道、

開通したばかりの国道6号線を通ったんです。

 

その異様な光景にただただ恐怖。

家もお店もガソリンスタンドも、

全て入れないようにバリケード。

 

除染中や帰宅困難地域の看板の数々。

「ここは何処なんだろう・・・」と、恐いとしか言いようが無い景色が広がっていました。

 

家があるのに人が住めない。

立ち入れない。

気持ちがザワザワして、落ち着かなくて。

言葉が出ませんでした。

 

 




第5話「今、想うこと。」

 

北上音楽祭の皆様と出会ってから、

2週間後に訪れた東北。

 

滞在していた期間はわずか4日間でしたが、一日、一瞬の間に感じる事が多くて、もっと長く行っていたような気がします。

 

今回私が訪れた地は、気仙沼、石巻、南相馬の三カ所でしたが、

初めて知る現状、悲しい事実、景色、沢山ありました。

 

自分自身で処理しきれない感情に、何度も涙が出ました。

 

ですがそれと共に、

様々な方との出会いや、

東北の素晴らしさ、

人の力や温かさも知る事ができました。

 

北上音楽祭のメンバー、

そして出会えた東北の方々。

この縁、繋がりをずっとずっと大事にしていきたい!!!

本当に感謝をしています。

 

MC・リポーターという仕事をしている私にとって、

良い事も悪い事も

自分の目でしっかり見て、

感じて、

事実を伝えて行く事が使命でもあります。

 

そして昔から思っていること。

「辛い現状だけを伝える人にはなりたくない。

楽しさや元気を与える人になりたい。

一人でも多くの人が笑顔になるMC・リポーターのお仕事が出来たら・・・・。」

これが一番の夢です。

 

現実をしっかり見て、

ありのままを伝える。

 

その上で。

悲しい事・辛い出来事が多い中でも、

一歩を踏み出している人が居る。

人の痛みがわかるからこそ、

出会いを大切にしている方々が居る。

東北にある美しい景色や美味しいもの。

子ども達の笑顔。

皆で大合唱して笑い合える瞬間。

音楽と共に笑顔を届けている皆が居る。

そんな素敵な瞬間も伝えていきたいのです。

 

今回レポートを載せるにあたり、

自分にもっと力があったら。

何かが出来たら。

大勢の人に伝えられるのに。

と、

たくさん悔しい思いもしました。

 

『世の中に、楽しくて明るいニュースがもっと増えたらいいのになと願わずには居られません。

けれど、苦しんでいる人が居る事から目を逸らしてもいけません。

現実をしっかり見据えて伝えた上で、

今辛い思いをしている人もそうでない人も、

少しでも前向きな気持ち、元気になるような、笑ってしまうような、

そんな温かいニュースで溢れていったら・・・・。

私に出来る事を、少しづつでもしていこうと思っています。』

 

9thツアーを終えた北上音楽祭は、

私が訪れた気仙沼市、石巻市、南相馬市以外にも、

陸前高田市、名取市、仙台市など、多くの場所でLIVEをされてきました。

私は読んで下さった皆さんに

「東北に行って実際に見て来て下さい!」

「何か行動してください!」

というつもりでこの記事を書いたのではありません。

 

・音楽を通して東北の事を伝え、笑顔を届けている方々が居ます。

・震災から3年半経っても解決していない問題が沢山あります。

・苦しんでいる人がいっぱい居ます。

・一歩を踏み出している方もいます。

・東北には、素敵な人や食べ物、素晴らしいところが沢山あります。

 

知って欲しかったのです。

 

何か大きな事をしなくても、

現地にいかなくても。

知るという事から、

変わってくると思うんです。

 

自分に出来る事。

一人一人が考えていけたら良いですね。

 

☆ 沢山の方に伝わり、繋がっていきますように。

そして一人でも多くの人が心から笑える日が来ますように☆

 

長々と読んで頂き、ありがとうございました!!

 

今回ご一緒させて頂いた、

代表の井戸さん。

ソーセージ改め、

ソウセイジの壮さん、晴志さん。

こだまっちさん。

みかほさん。

マニョちゃん。

真紀さん。

アイモータルのセオンさん、ヒロさん。

ぱんちょマンさん。

本当に本当にありがとうございました。

 

皆様のご活躍を心から応援すると共に、私も頑張ります(*^^*)

 

<また今回UPさせて頂いた写真のほとんどが、北上音楽祭代表の井戸さんが撮影された写真です。ありがとうございました!!>

 

そして出会えた気仙沼、石巻、南相馬の皆様。

沢山のお話や想いを話して下さり、本当にありがとうございました。

また必ず行きます!覚えていてくださいね(*^^*)

 

最後に。

この記事を読んで下さった皆様。

シェアしてくださった皆様。

目を留めて下さり、心から感謝しています。

ありがとうございました(*^^*)

 

見てくださっている皆さんへ〜村橋茜 東北レポート予告編〜

あれから4年…

 

2014年にこの記事をFacebookに上げた時は、

何日も何日もかかって書いて。

5話に分けて投稿しました。

 

そしてビデオカメラを買って、

ただがむしゃらに映像編集をはじめた。

 

文章もガタガタ、

映像も編集まだまだ、

そんな4年前。

 

けれど

この時の事をどうしても残しておきたくて。

これ以降に出会った皆様にも知って欲しくて。

あの時よりは一人でも多くに人に届けられると思ったから。

 

当時の原文のまま、

ブログに載せさせて頂きました。

読んでくださりありがとうございます。

 

 

これからもね

伝え続けていきたいの。

 

目をそらしたくなるような現状も、

前進した事も、

人や音楽の力も

良い事も温かい事も、

素敵な人もモノも、

全部全部。

 

届けられるように

私も一歩一歩進んでいく。

 







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