2019年東北慰霊ツアー1〜フィリピンから岩手県陸前高田市へ〜

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長らくブログが書けていなかった間に、私は2回目のフィリピン留学&毎年恒例の3月東北慰霊ツアーに行ってきました。

なんか知らん間にWordPressのブログ投稿画面が変わっているし・・・
使い方よくわからんくなってるし( ̄◇ ̄;)
けど私、負けない(笑)



書きたいことが沢山ある。
感じた事も、見た事も、聞いた事も。

私が東北に通い始めて秋で5年。
東北に行きはじめた時と伝えたい気持ちは変わらない。

けれど、行けば行くほどに「伝える」という壁にぶつかる。

なんていうのかな。
当てはまる言葉がない。
自分が発する言葉が全て安っぽい言葉に感じてしまって。

去年から語学の勉強を始めて、日本語は英語よりも様々な表現が出来る言語だなぁと改めて思ったのに。
それでもなんと表現して良いのかわからなくなる時が多い。

私にとって、写真も、映像も、言葉も、ブログやSNSに綴る文字も、全てが「伝える」という為のツール。

写真一枚一枚、映像一コマ一コマ、言葉一つ一つ、紡いでくのに昔よりも時間がかかるようになっている気がする。

スランプとはまた違う。
大切に思うからこそ、伝えたい気持ちがあるからこその、もっともっと表現したいという気持ちへの、前向きな悩み。

そんな事を考えていた今日この頃ですが。

「伝えない・辞める」という選択肢は私の中に存在しないので(笑)

その悩んでいる気持ちや何もかもをひっくるめて書いていこうと思います。

今回、私は留学先のフィリピンからそのまま東北へ向かいました。
3月11日は今年も東北で手を合わせたくて、この日に合わせて帰国の飛行機をとっていたのです🛫

本来であれば、3月9日の朝にフィリピンを出発して夜に成田空港着。
今回ご一緒する北上音楽祭代表の井戸さんとソーセージ赤色担当の壮ちゃんに成田で拾ってもらって、そのまま一緒に東北へ向かう予定でした🚐

予定でした。

予定・・・


だったのですが、
まさかの飛行機大幅遅延で乗り換え便に乗れず😱
マニラで足止め。予定通りに帰ってこれませんでした_| ̄|○
(留学中の事やこのアクシデントはまた改めて別ブログに書きますw)


そんな訳で予定よりも一日遅れで帰国。
なんとか朝一の便にしてもらえたおかげで3月10日の昼には成田に到着し、そのまま新幹線で岩手県の一関へ。

成田で拾ってもらう予定だったからコートもなんもない状態で岩手へ🥶
フィリピンからの日本はやっぱり寒いし、周りの人皆コート着ていて、違う意味で目立っていたのは内緒です。。。

一関駅では無事に井戸さんと壮ちゃんと合流することができました。
ダックさんの舞台見れなかったのだけが悔やまれますが(T T)
またの機会を楽しみに。

涙を堪えて、今夜の目的地である岩手県陸前高田へ!

陸前高田市に到着した頃にはすっかり夜。
暗さで町並みもあまり見れず、翌日の撮影かなぁと思っていたところ…

新しく出来始めた陸前高田の町中になにやらキラキラ光る広場が。

3月11日に合わせて作られたであろう、慰霊の光の塔がありました。

思わず立ち寄った私達。
例年と比べると温かいと言われている気候でも、夜の東北はやっぱり冷えます。
そんな寒い中でも子どもからご年配の方までが訪れていた光の広場。

紙で手作りされた灯篭や、ガラス瓶一つ一つに絵が描かれているキャンドル。

私はしばらく、カメラ片手にその美しさに見惚れていました。


それと共に沢山の人の想いや願いが、この灯篭やキャンドルに込められているという事をしっかりと感じました。

そして広場の中心にある光の塔の前には、キャンドルで綴られた「つむぐ」の文字。


ここで感じた事や、東北の方々から学んだ事、防災の意識、そして出会った皆様とのご縁をしっかり紡いでこれからに伝えていかなきゃいけない。

この文字を見て、
私は改めてそう思ったのです。

<2019年東北慰霊ツアー2〜旧広田水産高校仮設住宅編に続く〜>


On March 10,
I went to Rikuzentakata, Iwate Prefecture from the Philippines.

A sparkling square that I met in the new town of Rikuzentakata.
Handmade lanterns and candles, towers of sparkling light.

I looked at the “tumugu” made of a candle and thought. What we can leave in the future …

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